ご注文番号:F24524
小柄:梅に月(保存刀装具)
銘:無銘(船田 一琴)
寸法: 9.72 cm x 1.41 cm x 0.40cm
時代:江戸時代後期
特徴:赤銅磨地に甲鋤、毛彫りし金銀平象嵌を施す。
船田一琴(ふなだ いっきん、1812年〈文化9年〉 - 1863年11月28日〈文久3年10月18日〉)は、江戸時代後期に活躍した装剣金工家である。幼名を勇太郎といい、後に庄助を経て義長と改名した。
一琴は幕末の金工として高い技術を誇り、彼が得意な「甲鋤彫」は毛彫りを発展させた独自の技法で、刃先が半月形の丸みを帯びた鏨を用い、彫り取ることで幅広い線刻を施す。この技法は特に梅樹の表現において顕著な効果を発揮し、彼の作品の際立った特徴のひとつとなっている。
桐箱入り
葵美術評価鑑定書
保存刀装具鑑定書